ローテ後のスタン:グリクシスコントロールについて
2021年9月28日 Magic: The Gathering前置き
と言うわけで発売して週明け。
ショップはなぜかほとんど人が来ませんでした。
緊急事態が出ているということもまぁあるんでしょう。
今週末はちょうど(暫定北海道は)明けの予定なのである程度活気は戻って欲しいですね・・・
ここ最近BOXを買ってなかったのもあったのでセットブースターを箱で行ったのですが、結果めぼしいものとしては
《幽体の敵対者》
《原初の敵対者》
《日没を遅らせるものテフェリー》*2(拡張絵と1枚ずつ)
青黒スローランド*2(拡張絵と1枚ずつ)
黒赤スローランド(拡張絵)
出た神話がギリギリ上半分の価格に入ってるのでかろうじて救われた感じ。
あとスローランドはグリクシス絡みばかりだったのが非常に嬉しい。
よりによってPWがどちらもハゲだったのは残念と言うかなんというか・・・
ローテ直後で環境滅茶苦茶なので今後白青コントロールが復権してくることを期待しましょう。そしたらお役御免で売ります。
「もう少し美形で描かれていれば需要もあっただろう」にと思う《不朽の天使》が出た気がするがまぁ忘れます。
万が一フェニックス、ウーズ、天使とか神話3枚出られたらこんな日記書く気力起きてないです。
前置き終了 ここから長め
てなわけでローテ後のグリクシスについてですが、実はローテ直後にも関わらず案外カードとしては充実しています。
理由として
・弧3色のためスロウランド8枚体制が組める。
・有用全体除去が増えた。
・ヤンパイ的クリーチャーが2種いる
・中野くんこと《氷の中の存在》っぽいのがいる。
・小回りが利いて使いやすいカードが豊富
上記5点かなーと
では順に
・弧3色のためスロウランド8枚体制が組める。
「現状も小道サイクルで計12枚使えるやん」って声も当然あると思います。
ただ、いつでも2色出る土地と戦場に出すときに片方だけ決める土地ってのは全然違います。
2色デッキだったり、シングルシンボルが非常に多いデッキ、前のめりなデッキなどなら小道でも良いでしょう。
ただグリクシスコントロールとなると《多元宇宙の警告》や《襲来の予測》を予顕後相手ターンに即打ちすることはUU2掛かる呪文と同義です。
んで尚且つ黒1のインスタント除去も構えたい、で返しセットランド5マナで《黄金架のドラゴン》出したいなーみたいな状況に小道だと対応しづらい。
欲張りな話かもですけどねww
それが2色ランドだとあら不思議、それが叶っちゃいます。
しかも中盤~後半はデメリット一切なしのデュアルランドなのでそりゃ強いわって話。
以下にも出てくるカードもダブルシンボルが多く、小道だけだとこの柔軟性はなかったでしょう
グリクシスに限らずエスパーでもトリコでもコントロール組むなら同じですねこれ。
・有用全体除去がかなり増えた。
これが非常にでかい。
先ず黒
《食肉鉤虐殺事件》
アホみたいな名前だなぁwwと思うんですが、性能は折り紙付き。
数値可変除去であることが偉すぎる。実質《黒の太陽の頂点》です。
置いた後も除去で生物を片っ端から往なしていくグリクシスコントロールには相性ピッタリ。
エンチャントなので各種バウンスインスタントとも相性も良し。
《絶滅の契機》が落ちてしまったのは痛手ですがそこは《影の評決》で十分対応可能です。
4マナ以上のクリーチャーは単品除去しましょう。
他には《スフィアー・オヴ・アナイアレイション》もスタン環境にはありますが、使い方が少々難しいので割愛。
弱くはないと思いますが如何せん1ターン後なのがキツい。
次に赤
《家の焼き払い》
《破滅の刻》を彷彿とさせる1枚、同じくPWも焼けるのが嬉しい。
出てきて+1をした《レンと7番》が焼け残るのは少々不安ですが、現環境彼女は即ツリーフォークを出して戦車でブイブイ言わせることが大半です。
極端な話、相手が4t目で《エシカの戦車》、5t目レン7を出して上記の流れをした場合
家の焼き払いを撃つと猫2体とツリーフォーク2体とレン7全部焼けます。他にクリーチャーが入ればついでに焼けますね。
あとはグリクシスお得意の除去打消し祭りでジワリジワリと首を絞めていけば相手はしめやかに爆発四散でしょう。
加えてモードを選べるのも嬉しい。
1/1が3体と小粒ですがPIG誘発があるので、除去に巻き込んでも仕事をします。速攻があるのも嬉しい。
完全に息切れした相手に出してフィニッシャーとして動かしたり、チャンプブロッカーとしても使え非常に腐りにくい。
他に全体火力と言うと《弱者粉砕》《燃えがら地獄》や《ドラゴンの介入》くらいですが
前者2つはどちらかと言うとサイドボード、後者は数値に確実性がなくこのカード自体を2枚目のコストにできないのが痛い。
・ヤンパイ的クリーチャーが2種いる
先ず青
《戯れ児の縫い師》
強いことは間違いなく強いんだが評価しにくい1枚。
先ずトークンが腐乱持ちのため「とりあえずチャンプブロックに使って返しにブッパを撃つか」が出来ないです。
メンターこと《僧院の導師》のように攻防一体感はなく、受け手に回れば回るほどジリ貧になります。
前のめりな赤緑や緑単が多いのも環境的に相まってキツい。
裏返った場合、トークンが全て3/3バニラになるため打点が一気に上がりますが代わりに後続が出ません。
アーティファクトのため全体除去をかわせますが表にならない限り増やせない、増やしても次裏にならなければそれらは相手の後続からのブロッカーとして使えない。
となんとも痒い所に微妙に手が届かない1枚。強いのは間違いないんですがね。
前述の家の焼き払いのデビルトークンも3/3になるのは嬉しい所。
PIGは無くなりますが実は速攻は変わらず付与されるので3/3速攻*3となりエンドカードになりえます。
理想を言えば表裏1つずつ場にあれば完璧なんでしょうが除去耐性がないので大抵許されないでしょうね。
次に黒
《セッジムーアの魔女》
こちらは今回新録というわけでもないので皆さんご承知の通り。
邪魔者トークンがガシガシ攻めてくるデッキに対して文字通り非常に邪魔です。チャンプからのライフ回復が偉すぎる。
そういえばって感じで威迫持ちなので殴っても問題ない場面ではしっかりライフ詰めていきましょう。
護法に関しては相手のライフを強制的に3点失わせられますが、そんなに気にしなくていいです。
爆発力の縫い師、安定性のセッジムーアって感じですかね
勿論どっちも入れるとして、マナコストが被っているため財布や他のカードと相談して枚数調整するのが良いかと思います。
・中野くんこと《氷の中の存在》っぽいのがいる。
《くすぶる卵》です。
2マナで0/4、呪文を一定数唱えて裏返るという点から非常に似ていますね。
タフネス4はなんだかんだ言って硬い。序盤のクリーチャー群をかなり止めやすいです。
あちらと違い支払ったマナ合計が7以上になった時に変身するので、デッキ内容にもよりますが平均して中野くんよりかは少ない呪文で裏返ることが可能でしょう。
ただし軽量呪文ばかりだと逆に多くなる可能性があるのでそこは要調整ですね。
土地立ててエンドを繰り返して受け身寄りに動いてじっくり温めたいところ。
コストがより重くなることが多いフラッシュバックとの相性は当然抜群。
中野くんと違い裏返った瞬間は一切仕事をしないことと、4/4とフィニッシャーサイズとは言えそれほどの大きさではないのは注意。
裏返った時点で2,3マナ余裕があると動きやすいですね。
呪文や打ち消しで邪魔なものを往なし、焼いてたステーキが如く相手プレイヤーやクリーチャーを「よしっ」って言いながらジュージューにしてやりましょう。
何の話だよ。
・小回りが利いて使いやすいカードが豊富になった
特にヤンパイやら中野くんの項目と関連性が強いんですが、インスタントで使いやすいカードが大量に追加されました。
順に見ていきましょう。
《記憶の氾濫》
アホみたいに強い。枚数は少ないが《時を越えた探索》が弱いはずないだろって話ですよ。
ちょうど《タッサの介入》が落ちたためそこの枠で入れるのがベストでしょう。
FBコストが7マナのため卵が一発で裏返るのも地味ながら嬉しい点。
微妙にお値段が高いのが嫌な人は《多元宇宙の警告》でも代用できます。
フェッチが無いためシャッフル手段がより限られている点は注意しましょう。下に行ったカードは2ターン後欲しかったカードかも知れません。
アホみたいに強いですが4枚入れるとダブつくんじゃないかなぁと思います。FBもありますし2枚くらいでしょうか。
《考慮》
強い、1マナドローが好きな人は4枚どうぞ。
トークンばら撒きのためには4積みで良いと思うけど、ドラゴン孵化には温度が弱い。
イラストがLoLのMaster Yiっぽい
《血統の選別》
モード持ちのインスタント除去ってだけで強い。
ただ現状トークン除去側をそんなに使いたいかってのがあります。これで落とせるトークンとなるとせいぜいエシカーから出てくる猫か、白系から出てくる人間
じゃあ上モードだけで良いじゃん、なら単品除去で良いのでは?ってなる。
今後のメタ模様によってはメインから入ると思います。
《冥府の掌握》
アホ強い
《残忍な騎士》の出来事側と違ってPWは落とせませんが1マナ軽いことによって凄い使いやすくなった。
他に何でも除去無いしとりあえず4枚入れとけ枠
あるいは《ハグラの噛み殺し》と枚数相談して入れましょう。
《安堵の火葬》
アホ強い
いや、何で標準火力で尚且つモード選べるの?
プレイヤーには火力飛ばせませんがPWには飛ばせるなら十分です。
ルーティングが「最大2枚」なのもズルい。お前本当に赤のカードか?
どちらのモードも序盤から終盤まで満遍なく使える良カード。
《火遊び》
強い
青が入ってなければいざ知らず、占術の事はあんまり考えなくていいと思います。
よほど重コントロール対決でもない限り、顔に打つときは相手が死ぬときでしょう。
《眼識の収集》
アッッッホみたいに強い
今回のイニストラードで一番好きなカードは?って聞かれたら間違いなくコレを挙げます。
私が思っているMTGの至言の一つとして「相手のデッキのカードは強い」があります。
例えば《正気泥棒》だったり《豪華の王、ゴンティ》だったり
それをインスタントタイミングで出来ちゃうんだから弱いはずないです。
しかも上記2クリーチャーと違って《夜帳の死霊》同様「プレイしてよい」なので土地を取るのも選択肢の一つになります。
「見たカード全部土地だった・・・」ってことになっても安心です。コントロールに土地伸ばしは重要ですよ。
おまけに夜帳と違って「任意の色マナで良い」まで付いてます。
クリーチャーじゃない分良いとこ取りですね。
「どっちも強いカードだな・・・」ってなっても安心です、片方はボトムに行きます。
シャッフル手段でもない限りその試合では出てきません。
使わない限り試合が終わるまで取り続けられるので隙さえあればいつ打っても損はしません。
終盤のトップ勝負でこれを引いたとしても、相手のトップ2枚を見て有用カードをパクれるんですから言うことなし。
しかもFB付き、しかも軽い!
相手の2t目終了時手札からこれ打つ
↓
土地取る
↓
自分の3t目、取った土地置く。エンド
↓
相手3t目動きがないなら終了時これFB
って動きは美しいし相手にしたら最高に嫌らしい
まぁでもこれさえあれば勝てるってわけでもないので縁の下の"大黒柱"って感じでしょうか。
潤滑剤としては1級品です。摩擦係数なんのその
青黒らしらが詰まった1枚だと思います。
あとイラストのお姉さんが美人
というわけでかなり長文になりましたが、要はグリクシスコントロールは久々に超好きな時期に来てるってことが言いたかったわけです。
正直クロクサ、サメ台風、借り手、巨人のグリクシスコントロールはあまり好きではありませんでした。
それでもこの色が好きなので使ってましたが
疲れたのでこの辺で
ここまで読んでくれた人ありがとうございます。
たぶんグリクシスが好きになってると思うのでお友達になりましょう。
では
と言うわけで発売して週明け。
ショップはなぜかほとんど人が来ませんでした。
緊急事態が出ているということもまぁあるんでしょう。
今週末はちょうど(暫定北海道は)明けの予定なのである程度活気は戻って欲しいですね・・・
ここ最近BOXを買ってなかったのもあったのでセットブースターを箱で行ったのですが、結果めぼしいものとしては
《幽体の敵対者》
《原初の敵対者》
《日没を遅らせるものテフェリー》*2(拡張絵と1枚ずつ)
青黒スローランド*2(拡張絵と1枚ずつ)
黒赤スローランド(拡張絵)
出た神話がギリギリ上半分の価格に入ってるのでかろうじて救われた感じ。
あとスローランドはグリクシス絡みばかりだったのが非常に嬉しい。
よりによってPWがどちらも
ローテ直後で環境滅茶苦茶なので今後白青コントロールが復権してくることを期待しましょう。そしたらお役御免で売ります。
「もう少し美形で描かれていれば需要もあっただろう」にと思う《不朽の天使》が出た気がするがまぁ忘れます。
万が一フェニックス、ウーズ、天使とか神話3枚出られたらこんな日記書く気力起きてないです。
前置き終了 ここから長め
てなわけでローテ後のグリクシスについてですが、実はローテ直後にも関わらず案外カードとしては充実しています。
理由として
・弧3色のためスロウランド8枚体制が組める。
・有用全体除去が増えた。
・ヤンパイ的クリーチャーが2種いる
・中野くんこと《氷の中の存在》っぽいのがいる。
・小回りが利いて使いやすいカードが豊富
上記5点かなーと
では順に
・弧3色のためスロウランド8枚体制が組める。
「現状も小道サイクルで計12枚使えるやん」って声も当然あると思います。
ただ、いつでも2色出る土地と戦場に出すときに片方だけ決める土地ってのは全然違います。
2色デッキだったり、シングルシンボルが非常に多いデッキ、前のめりなデッキなどなら小道でも良いでしょう。
ただグリクシスコントロールとなると《多元宇宙の警告》や《襲来の予測》を予顕後相手ターンに即打ちすることはUU2掛かる呪文と同義です。
んで尚且つ黒1のインスタント除去も構えたい、で返しセットランド5マナで《黄金架のドラゴン》出したいなーみたいな状況に小道だと対応しづらい。
欲張りな話かもですけどねww
それが2色ランドだとあら不思議、それが叶っちゃいます。
しかも中盤~後半はデメリット一切なしのデュアルランドなのでそりゃ強いわって話。
以下にも出てくるカードもダブルシンボルが多く、小道だけだとこの柔軟性はなかったでしょう
グリクシスに限らずエスパーでもトリコでもコントロール組むなら同じですねこれ。
・有用全体除去がかなり増えた。
これが非常にでかい。
先ず黒
《食肉鉤虐殺事件》
アホみたいな名前だなぁwwと思うんですが、性能は折り紙付き。
数値可変除去であることが偉すぎる。実質《黒の太陽の頂点》です。
置いた後も除去で生物を片っ端から往なしていくグリクシスコントロールには相性ピッタリ。
エンチャントなので各種バウンスインスタントとも相性も良し。
《絶滅の契機》が落ちてしまったのは痛手ですがそこは《影の評決》で十分対応可能です。
4マナ以上のクリーチャーは単品除去しましょう。
他には《スフィアー・オヴ・アナイアレイション》もスタン環境にはありますが、使い方が少々難しいので割愛。
弱くはないと思いますが如何せん1ターン後なのがキツい。
次に赤
《家の焼き払い》
《破滅の刻》を彷彿とさせる1枚、同じくPWも焼けるのが嬉しい。
出てきて+1をした《レンと7番》が焼け残るのは少々不安ですが、現環境彼女は即ツリーフォークを出して戦車でブイブイ言わせることが大半です。
極端な話、相手が4t目で《エシカの戦車》、5t目レン7を出して上記の流れをした場合
家の焼き払いを撃つと猫2体とツリーフォーク2体とレン7全部焼けます。他にクリーチャーが入ればついでに焼けますね。
あとはグリクシスお得意の除去打消し祭りでジワリジワリと首を絞めていけば相手はしめやかに爆発四散でしょう。
加えてモードを選べるのも嬉しい。
1/1が3体と小粒ですがPIG誘発があるので、除去に巻き込んでも仕事をします。速攻があるのも嬉しい。
完全に息切れした相手に出してフィニッシャーとして動かしたり、チャンプブロッカーとしても使え非常に腐りにくい。
他に全体火力と言うと《弱者粉砕》《燃えがら地獄》や《ドラゴンの介入》くらいですが
前者2つはどちらかと言うとサイドボード、後者は数値に確実性がなくこのカード自体を2枚目のコストにできないのが痛い。
・ヤンパイ的クリーチャーが2種いる
先ず青
《戯れ児の縫い師》
強いことは間違いなく強いんだが評価しにくい1枚。
先ずトークンが腐乱持ちのため「とりあえずチャンプブロックに使って返しにブッパを撃つか」が出来ないです。
メンターこと《僧院の導師》のように攻防一体感はなく、受け手に回れば回るほどジリ貧になります。
前のめりな赤緑や緑単が多いのも環境的に相まってキツい。
裏返った場合、トークンが全て3/3バニラになるため打点が一気に上がりますが代わりに後続が出ません。
アーティファクトのため全体除去をかわせますが表にならない限り増やせない、増やしても次裏にならなければそれらは相手の後続からのブロッカーとして使えない。
となんとも痒い所に微妙に手が届かない1枚。強いのは間違いないんですがね。
前述の家の焼き払いのデビルトークンも3/3になるのは嬉しい所。
PIGは無くなりますが実は速攻は変わらず付与されるので3/3速攻*3となりエンドカードになりえます。
理想を言えば表裏1つずつ場にあれば完璧なんでしょうが除去耐性がないので大抵許されないでしょうね。
次に黒
《セッジムーアの魔女》
こちらは今回新録というわけでもないので皆さんご承知の通り。
邪魔者トークンがガシガシ攻めてくるデッキに対して文字通り非常に邪魔です。チャンプからのライフ回復が偉すぎる。
そういえばって感じで威迫持ちなので殴っても問題ない場面ではしっかりライフ詰めていきましょう。
護法に関しては相手のライフを強制的に3点失わせられますが、そんなに気にしなくていいです。
爆発力の縫い師、安定性のセッジムーアって感じですかね
勿論どっちも入れるとして、マナコストが被っているため財布や他のカードと相談して枚数調整するのが良いかと思います。
・中野くんこと《氷の中の存在》っぽいのがいる。
《くすぶる卵》です。
2マナで0/4、呪文を一定数唱えて裏返るという点から非常に似ていますね。
タフネス4はなんだかんだ言って硬い。序盤のクリーチャー群をかなり止めやすいです。
あちらと違い支払ったマナ合計が7以上になった時に変身するので、デッキ内容にもよりますが平均して中野くんよりかは少ない呪文で裏返ることが可能でしょう。
ただし軽量呪文ばかりだと逆に多くなる可能性があるのでそこは要調整ですね。
土地立ててエンドを繰り返して受け身寄りに動いてじっくり温めたいところ。
コストがより重くなることが多いフラッシュバックとの相性は当然抜群。
中野くんと違い裏返った瞬間は一切仕事をしないことと、4/4とフィニッシャーサイズとは言えそれほどの大きさではないのは注意。
裏返った時点で2,3マナ余裕があると動きやすいですね。
呪文や打ち消しで邪魔なものを往なし、焼いてたステーキが如く相手プレイヤーやクリーチャーを「よしっ」って言いながらジュージューにしてやりましょう。
何の話だよ。
・小回りが利いて使いやすいカードが豊富になった
特にヤンパイやら中野くんの項目と関連性が強いんですが、インスタントで使いやすいカードが大量に追加されました。
順に見ていきましょう。
《記憶の氾濫》
アホみたいに強い。枚数は少ないが《時を越えた探索》が弱いはずないだろって話ですよ。
ちょうど《タッサの介入》が落ちたためそこの枠で入れるのがベストでしょう。
FBコストが7マナのため卵が一発で裏返るのも地味ながら嬉しい点。
微妙にお値段が高いのが嫌な人は《多元宇宙の警告》でも代用できます。
フェッチが無いためシャッフル手段がより限られている点は注意しましょう。下に行ったカードは2ターン後欲しかったカードかも知れません。
アホみたいに強いですが4枚入れるとダブつくんじゃないかなぁと思います。FBもありますし2枚くらいでしょうか。
《考慮》
強い、1マナドローが好きな人は4枚どうぞ。
トークンばら撒きのためには4積みで良いと思うけど、ドラゴン孵化には温度が弱い。
イラストがLoLのMaster Yiっぽい
《血統の選別》
モード持ちのインスタント除去ってだけで強い。
ただ現状トークン除去側をそんなに使いたいかってのがあります。これで落とせるトークンとなるとせいぜいエシカーから出てくる猫か、白系から出てくる人間
じゃあ上モードだけで良いじゃん、なら単品除去で良いのでは?ってなる。
今後のメタ模様によってはメインから入ると思います。
《冥府の掌握》
アホ強い
《残忍な騎士》の出来事側と違ってPWは落とせませんが1マナ軽いことによって凄い使いやすくなった。
他に何でも除去無いしとりあえず4枚入れとけ枠
あるいは《ハグラの噛み殺し》と枚数相談して入れましょう。
《安堵の火葬》
アホ強い
いや、何で標準火力で尚且つモード選べるの?
プレイヤーには火力飛ばせませんがPWには飛ばせるなら十分です。
ルーティングが「最大2枚」なのもズルい。お前本当に赤のカードか?
どちらのモードも序盤から終盤まで満遍なく使える良カード。
《火遊び》
強い
青が入ってなければいざ知らず、占術の事はあんまり考えなくていいと思います。
よほど重コントロール対決でもない限り、顔に打つときは相手が死ぬときでしょう。
《眼識の収集》
アッッッホみたいに強い
今回のイニストラードで一番好きなカードは?って聞かれたら間違いなくコレを挙げます。
私が思っているMTGの至言の一つとして「相手のデッキのカードは強い」があります。
例えば《正気泥棒》だったり《豪華の王、ゴンティ》だったり
それをインスタントタイミングで出来ちゃうんだから弱いはずないです。
しかも上記2クリーチャーと違って《夜帳の死霊》同様「プレイしてよい」なので土地を取るのも選択肢の一つになります。
「見たカード全部土地だった・・・」ってことになっても安心です。コントロールに土地伸ばしは重要ですよ。
おまけに夜帳と違って「任意の色マナで良い」まで付いてます。
クリーチャーじゃない分良いとこ取りですね。
「どっちも強いカードだな・・・」ってなっても安心です、片方はボトムに行きます。
シャッフル手段でもない限りその試合では出てきません。
使わない限り試合が終わるまで取り続けられるので隙さえあればいつ打っても損はしません。
終盤のトップ勝負でこれを引いたとしても、相手のトップ2枚を見て有用カードをパクれるんですから言うことなし。
しかもFB付き、しかも軽い!
相手の2t目終了時手札からこれ打つ
↓
土地取る
↓
自分の3t目、取った土地置く。エンド
↓
相手3t目動きがないなら終了時これFB
って動きは美しいし相手にしたら最高に嫌らしい
まぁでもこれさえあれば勝てるってわけでもないので縁の下の"大黒柱"って感じでしょうか。
潤滑剤としては1級品です。摩擦係数なんのその
青黒らしらが詰まった1枚だと思います。
あとイラストのお姉さんが美人
というわけでかなり長文になりましたが、要はグリクシスコントロールは久々に超好きな時期に来てるってことが言いたかったわけです。
正直クロクサ、サメ台風、借り手、巨人のグリクシスコントロールはあまり好きではありませんでした。
それでもこの色が好きなので使ってましたが
疲れたのでこの辺で
ここまで読んでくれた人ありがとうございます。
たぶんグリクシスが好きになってると思うのでお友達になりましょう。
では
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