皆さんお待ちかね?多色編です
昔からそうですが統率者の多色伝説は面白能力持ちが圧倒的に多く、見ていて非常に楽しいので好きです。

11/9 とっくに全カード出たのでリスト順に

ラノワールの異形
デビルマンのジンメンみたいで不気味です。
フレーバーテキストが雰囲気の良さをより出していて良い一枚。

今まで緑黒のエルフデッキと言えば《光り葉のナース》でほぼ確定でしたが新たな候補が出来たのは大きい。
しかもこちらはジェネラルで殴り倒す!って意図がはっきりと見えているのも良いポイント


映し光るもの、アマレス
歴代4枚目のバントカラードラゴン
イラストが非常に美しいですね。
デッキトップを操作すれば手札が毎ターン減らないため継戦能力に優れます
非パーマネントをあまり増やしたくない現実がありますが、決して弱くはないと思います。


死の波のアラウミ
雰囲気としては《裏切りの王、セドリス》に似ていますね。
デッキも似たような動きにしていいと思いますが再演コストがそれのマナコストのためでかいクリーチャーを出すならしっかりと土地を伸ばしましょう。

さらに墓地追放のコストが地味ながら効いてくると思うのでしっかりと墓地を増やすことも忘れないように。


ラグーンの神秘家、アーチェロス
亀らしく自分も相手も遅らせる能力
自分もって言ってるけどどうせうまく利用して自分はタップインしないようにするのが目に見えてますね。

あと、スゥルタイカラーなのが最高に悪い。これは仕方ない
初めて対戦した時は「そこまで悪くなさそう・・・」って思わせて実は「いや、やっぱダメだろこいつ」ってなりそう


混沌の花、アヴェルナ
続唱にマナ加速を付けられるクリーチャー
続唱関係なしにマナが伸びるのはありがたいし、でかい続唱を入れたが、土地が足りずに唱えられないってことも少なくなる。
極端な話、続唱に半確定土地加速が付くから土地枚数を減らしても問題ないとまで言える。


邪悪な選督使、ベルベイ
さすがにネメシスのキャラは分からないです。
多人数でよくある「俺以外殴ると利益あるよ~」ってカード。
純粋に4マナまで増やせるので対戦相手はコントローラーを殴らない可能性は上がりそうです。
ただ、殴って損をするわけではないので3人とも殴るって言われたらまぁそれまでですね。

共闘がなかったのが少し残念。
これ単体でジェネラルってのは中々キツいかも


幽体の兵長、ベル・ボルカ
追放参照は自分のカード以外でも記録されるので注意。
白が入っているのでお得意の追放系呪文ででかいのを追放して、キツい一撃を叩き込めます。

単純なパワー修正だけでなく、毎ターン衝動ドローが入るので殴れなくなっても最低限仕事は出来ます

正直な話、記録するのって面倒だよね


喜劇の天才、ブリム
赤にたまに出てくる「パーマネントあげる」系クリーチャー、黒が混ざっていやらしさが増した
飛行4/3でダメージを通しやすく打点もそこそこ、全員のライフを失わせるのもそうですがハンデスが地味ながら非常に嫌らしい
あげるパーマネントは何でも良いため、《悪魔の契約》などの特殊敗北系カードを押し付けたり
《吠えたける鉱山》のようなそもそも全員に効果を及ぼすようなカードを押し付けるのが良いでしょう

ダメージが入るとかならず何かを押し付けないとダメな点は注意。
トークンなどあげてもあまり痛くないものか対象にスタックで生け贄に出来たりするものも用意すると良いかも


憤怒船長バーガス
これが非常に軽いこともあり、《鉄面提督、ベケット》のデッキにこれを入れるよりかはこれをジェネラルに据えて、青赤海賊にした方がしっかりと修正能力を付けられそうです。
もちろん、ベケットにしたとしても全く損はない入れ得カード。


最後のイチイ、コルフェノール
《コルフェノールの若木》の親的なのが登場
若木として生まれ変わったって書いてるので同一人物(?)かもしれませんが

ツリーフォークらしくタフネスを参照したカード
コルフェノール自身が死亡してもなのに加え、これのタフネスが7と大きいため割となんでも墓地から持ってこれそうです。
もちろん《包囲の塔、ドラン》とも相性抜群、3パンで特殊敗北させられる打点7の警戒はそれだけで相手からすると脅威
指輪物語好きとしてはツリーフォーク(作中ではエントでしたが)は凄い好きなのでジェネラルに据えてみたい1枚


秘儀の織り手、ゲン
見た目のインパクトが強すぎる
エンチャント版《財宝発掘》内蔵
エンチャント使いまわせるってだけでヤバそうな匂いがする1枚
特筆すべきはやはりマルドゥカラーでエンチャントデッキが組めるようになったことか。

おどりゃエンチャントでシゴウしたる!


岩山の声、ノストロ
ストームっぽいもの内蔵とでも言うべきカード
青相当の能力はドローではなく占術なので「X=4で能力起動できたけどその後が手札少なくてパッとしない」とならないように、しっかりドローカードなどを増やしましょう
続唱を入れて唱える数の水増しも良いかも

アンタップ能力を持たせたりアンタップさせたりして何回も起動するのも手か
この手のクリーチャーはみんなそうですが、出来れば警戒が欲しかった


アンフィン学者、ゴー・ムルドラク
まさかのサラマンダー関連のクリーチャー
おまけにプロテクションを付けるので相手からすると非常に邪魔
ただ、出すだけ出して「はいじゃあムルドラク除去します」とされると途端に大量のサラマンダーまみれにされそうなのでしっかり守ってあげることが重要か

全てのクリーチャーのタイプを書き換えたり追加したりするエンチャントがあれば楽しそうだが現状では「全て」はない


アラシンの守護者、ハムザ
親和(+1カウンター)と言うと途端に凶悪に聞こえる
その気になればエルドラージが3,4マナで出てきます。

やっぱ親和ってダメだよ。


ハンス・エリクソン
ああ! ハンス、逃げて! ルアゴイフよ!
  ― サッフィー・エリクスドッターの最期の言葉


で有名なハンス
こんなドワーフみたいなおじさんだったんですね。
wikiには180cm 70kgと書いてますが・・・

能力の関係上、できればパワー3以下を捲りたいところ
かと言ってそんなのばっかりだとデッキパワーが低くなる
ジェネラルに据えるとすると中々デッキ構成に悩みそうな1枚
あえて使い捨てとして使用して、能力誘発に《俗世の教示者》で《荒廃鋼の巨像》などを持ってきてワンパンしてもいいでしょう


報奨の祝賀者、イモーティ
マナ比PTはかなり低いですが立ってることメインのクリーチャー
デッキのカードを激重にしたくなる衝動に駆られますが、間違いなく事故るのでやめておいた方が良いと思います。

雰囲気を見るにアモンケットっぽいですが、そうだとすれば腕が6本あるのは珍しいですね


真の後継者、ジャレッド・カルサリオン
正直なところ、「あなたはこのターン~」の一文はなくても良かったんじゃないかなぁとも思います。
ダメージに関しては無敗になりますが当然破壊不能なんて持ってないので注意。


一座の支配人、ジョーリ
黒赤2枚目もまさかのラクドス教団から
本人の軽さがまず素晴らしい
あとはどんどんショーの観客を犠牲にしていけばあっと言う間に育ちます。
その後殴るもよし、投げ飛ばして実質2倍ダメージ与えるとかも楽しそうです。

フレーバー通り殺しまくりましょう。最終的に死ぬのは彼でしょうが


空の管理者、カンジー
また懐かしいキャラが出ましたね。
以前の自身はコストに対してリターンが低過ぎましたが今回は別
巣を守るのをやめ空の管理者になったためか、鳥ロードではなく飛行ロードになりました。

警戒を持っているため攻守ともに安定した動きを見せるでしょう
自分が攻撃やブロックしないと修正が入らない点だけ注意。


巡歴の干渉者、クウェイン
ウサギって何枚あるのかなと思ったんですが、これ含め5枚でした。
この手のカード、みんなにドローとライフを配るので最初は「無害かなー」と思うんですが
確実にドローしていく点からこっそりコンボパーツを揃えて行ってるのは確実なので警戒しましょう。

使う人は100%
「ライフ?いやいやどうせ無限コンボで勝つし、ドローしてるからカウンターも手札にたくさん貯めてるよ」
こう思ってます。
童話やむかし話のウサギを知っていれば舐めては掛かれないはずです。



寛大な夜明け、ラシエル
各終了ステップ時に誘発するので《魂の管理人》系のカードを出しておけばみるみる自軍のクリーチャーが育ちます。
jumpstartで収録された《祝福されたエミエル》と色もあってますし一緒に入れるのも良いですね
ブリンクと+1カウンターは相性が悪いですが




薄暮の埋葬布、リーサ
イニストラード3天使の語られざる4人目の天使
ライフをペイさえすれば毎回5マナで出せます。
飛行絆魂+能力持ちなので殴っても良し、いるだけでもそこそこ仕事をすると相手からすると非常に嫌な1枚
殴って回復は出来るのであまり気にはならないですが、呪文を唱えると当然自分のライフも削るのでその点だけ注意


アーボーグの暴君、ネビニラル
《ネビニラルの円盤》の本体が初登場
ファクト、クリーチャー、エンチャから呪禁と聞くとなんか強そうに聞こえますが
普通の呪禁の劣化です。注意

当然と言うか、自身も円盤の能力を持ってます。しかもタップが不要
ゾンビデッキと言うよりはコントロール気味にしたり、例によってPWは破壊されないことからPWを多く入れて好き放題するのもよさそうですね。


ウーナのトリックスター、ニムリス
《手練》亜種内蔵のクリーチャー
打点はないに等しいが瞬速、飛行、タフネスが6と防御性能は抜群
ジェネラルに据えるというよりはフェアリーデッキの安定性を高めるために入れる方がよさそうですね。


粗暴な年代学者、オベカ
グリクシスの新ジェネラル!!!!
パッと見Un〇ertaleのア〇ダインに見えますね。
ターン終了の選択権はアクティブプレイヤーなので政治的な動きに特化するのも面白そうです。

また、今回初登場の再演能力や、グリクシス特有の蘇生能力と組み合わせてクリーチャーを場に残し続けるのもシンプルに強そうです。

より場を荒らしたいなら《煙突》などの、特定ステップにアクティブプレイヤーにデメリット能力が誘発するカードとの組み合わせで、自分だけデメリットを受けないようにするのが良いでしょうか。
ただ煙突の場合アップキープ誘発なので、実質自分のターンが回ってこないことには注意


《等時の王笏》に《最後の賭け》を刻印して、毎回終了ステップに起動すれば無限ターン入ります。
グリクシスのためどちらも各種チューターで簡単に持ってこれ、容易に揃います。

ヘイトは当然ぶちあがるので注意

グリクシスのジェネラルってだけでデッキを組みたいですね。
今から考えるのが非常に楽しいです。


練達の職人、レヤブ
カラデシュ3体目の伝説のドワーフ
《模範操縦士、デパラ》よりかは《上級建設官、スラム》と相性が良いですね。
スラム含め、オーラでもいいのはさすがカラデシュのドワーフといったところか。

ブロック時は二段攻撃付かないのでせっかくならガンガン攻めましょう


恭しき霊能者、サリズ
場にいるだけでスピリットがモリモリ増えます。
《選定された行進》はデッキに必須でしょう。倍々にスピリットが増えます
また、トークンなら何でもよいため《息詰まる徴税》などで宝物トークンが出た場合でも出てきます。
上記2枚があれば、宝物が2個出てきて、スピリットが4体

白黒らしいジワジワとした非常に嫌らしい1枚


熊爪のトゥーヤ
雰囲気を見るにティムール氏族の一員でしょうか
《ヘンジの槌、ファレン卿》の逆バージョンと言った感じ
タフネスも上がるため非常にファッティになりそうだが、欲を言えばトランプルが欲しかった
アンコモンなので仕方ないと言えば仕方ない


焦熱団のユルロック
名前に反して全然緩くない1枚
マナバーンを一時的に復活させます。
これ自体が警戒を持っているのが非常に偉く、コンバットトリック等もこれ単体でしやすいのが魅力
にらみ合いになれば3点ずつ削っていくのも良いでしょう

起動にマナが掛からなければ《暗黒のマントル》で無限PTになったのですがさすがに許されなかった
それでも1マナ用意するだけでPTを2ずつ上げられるので、その気になればワンパンジェネラルダメージで相手を倒すことも可能かも。

PTを上げている間にも相手のマナプールにはガンガンマナが増えて行っているのでそれはそれで20点くらい普通に飛ばせそうです。


改革派の勧誘者、ザラ
攻撃誘発+飛行の強さは言わずもがな強力
使った後は《投げ飛ばし》などの何かのコストにするのが良いでしょうか
コントロール奪取は個人ヘイトが跳ね上がるのが常ですが
「1ターンだけだから!」と言い訳をすれば許してもらえるかもしれません

無理か


能力詰め込んでる感じが書いててすごい面白いですねやっぱり

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